
上から読んでも下から読んでも同じ文章になる“回文”愛好者たちのサークル「回文こんぶイカ」。合宿旅行のため、利尻へと向かったメンバー11人だったが、待ち受けていたのは回文見立ての殺人だった…。全編回文で彩られた本作。
鯨さんのいくつかの長編は、絶対ワンアイデアだけで書き上げられていると思う(笑)
「よ~し、回文がいっぱい入っているミステリを書いてやるぞ」なんて具合に(笑)
でもそういうの嫌いじゃないですし、思いついただけでこれだけの回文は作れませんし、それで1本のミステリはできませんよね。
なんか人生(電気グルーヴの前身バンド)の楽曲を連想しました。