彫刻家の川島伊作が病死した。その直後、彼の娘・江知佳をモデルにした石膏像の首が切りとられた。名探偵・法月綸太郎の推理の行方は…。第55回日本推理作家協会賞短編部門受賞後第1作。世評は高いようですが、自分的には、待たされたわりには、う~ん、て感じ。
法月もの、というか新本格を読み始めた頃って、ほんと連日読書ばっかりしてて、読書以外にあんまり趣味もないっていう状態で、身体の具合も悪かったので、休みの日とかほとんど家から出ないで読書ばっかしてたんですよ。
ところが最近は、読書よりもあちこち出歩いて見聞を広げることに興味があり、読書量はほんと減って、読書中の集中力もかなり低くなってきているので、そんな自分の中での変化も、この感想には関係あるに違いない。
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