読了しました。
実を言うとこのシリーズ、最初はあんまり好きではなかったのですよ。
作品内容というよりキャラクターが。
まあ主にタタルさんが(笑
なんとなく森ミステリィの某助教授(教授だったかな?)にかぶる気がしたし、薀蓄語るなら京極堂の方がわかり易く語ってくれるよなとか思って。
しかしシリーズを重ねるごとにその辺は慣れました。
コンスタントに新作を出してくれるのもまたいいし。
歴史にはまったく詳しくない俺なので、正直ものによってはほとんどちんぷんかんぷんなんですが、不思議と読まされます。
今回は怪しげなライバルらしきキャラが登場すると裏表紙に書いてあったので、キャラ先行の方向に行くのか更にマニアックな内容になるかと心配してましたが、そのようなこともなく、思った以上にこのキャラの登場は、良い展開なのではと思えた。
キャラの風貌や性格はこのうえなく怪しげですが(笑
しかしこのシリーズ、内容からいって、男ばっかだと相当とっかかりの悪いものになると予想されるので、女性キャラがいるのはいいことだと思うんだけど、いい加減無理矢理恋愛をからめるのはやめた方が良いのではと思いました(^_^;
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