七芒星が床一面に描かれた密室に女性の刺殺死体。城から忽然と姿を消した6人は十字架型の湖で首なし死体に。突如目前で切断された頭部はどこに。恐るべき不可能犯罪の運命的な連鎖を描く本格ミステリ。とにかく読み終わるのに時間がかかった。
たしか発売されてわりとすぐに買った記憶がある。
今発売年調べたら2002年7月…
ちょっとずつ読んでこれだけかかったのではなく、買ってすぐ最初の2,3ページ読んだのですが、どうにも読みづらく断念→他の面白そうな本を読んでしまう→存在を忘れる→思い出して読み始める→2,3ページで断念。これの繰り返し。
文体やら変な名前が問題らしい。
今回意を決して読み進むと、半分ぐらいでわりと面白く感じられるように。
が、全部読んで、結局これはなんなのという気持ちに。
時間移動だの生まれ変わりだのの特殊設定はいいとして、最初に基本的な(確実な?)設定を定めず、どんどん後から後から追加設定みたいなものが出てきて、これは子供のごっこ遊びか?と思ってしまった。
この辺西澤氏の諸作品とは大きく違うよなと思った。
あと読みやすさも。
でもまあ続いて出てる他の作品も読みますよ。
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