今まで読んできた本の紹介
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 各国が領有権を主張している南洋の島・海鳥諸島。その中のひとつ、鳥迷島に、右翼青年のグループが上陸。しかし、上陸早々、仲間のひとりが断崖から突き落とされ…。魔術的な筆致で紡がれる傑作本格推理長編。 "アイデンティティの揺らぎ" がテーマとのことですが、正直この手のテーマは苦手。 なんだか不安定な一人称の描写が進み、最後になっても今一納得できない解決がついたり。 どちらかというと、きわめて普通の物語が進むんだけど、最後になってとあることが明かされると、それまで見えていた風景がガラリと変わってしまうようなもの。 そう、十角館や黒猫館みたいな。 まあ好みの問題ですが。 苦手なテーマでもあり、序盤はやたらと読むのに時間かかりましたが、山田さんの文体というか物語の雰囲気は大好きなので、乗り切れないながらも面白く読めました。 PR |
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