【内容情報】(「BOOK」データベースより)
詩人・イェイツが薔薇にたとえたアイルランドの自由。その鍵を握る武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で、何者かに殺された!悲願のアイルランド和平実現を目前に控えた政治的な理由により、警察への通報はできない。外部犯の可能性も消えて、泊まり合わせた客は、NCFの手によった拘束された。誰が、なんのために―。日本人科学者・フジの推理が、一人ひとりの「嘘」と「真実」を暴いていく。「本格」の設定と、北アイルランド紛争という社会派テーマを融合させた、珠玉のポリティカル本格ミステリー。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
石持浅海(イシモチアサミ)
1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒業後、現在は食品会社に勤務。1997年、鮎川哲也編『本格推理(11)』(光文社文庫)に「暗い箱の中で」が初掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)大好きな西澤保彦さんが推薦文を書いていたので、出た当時から気にはなってたけど、外国が舞台とのことで今まで読むのを控えてました。
外国が舞台だったり、人物名がカタカナばかりってのがどうも苦手なんです俺。
で、実際読んでみたらわりと難なく読めました。
フジかっけ~と思いました。
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