【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ケイロニアからの使節が到着し、クリスタルはその歓迎のあわただしさに包まれていた。しかしマリウスは、自らの去就を決めあぐね、パロ側でもその存在をもてあましていた。一方、催眠治療の結果、グインの記憶は古代機械に深く関係していることが明らかになり、グインを古代機械のもとへ連れて行ったところ、一度封印された機械がよみがえり、彼の体を光線で覆い、ついにその記憶を失踪以前のものに「修正」してしまった。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
栗本薫(クリモトカオル)
別名に中島梓。東京生まれ。早稲田大学文学部卒。77年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。78年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)最近本屋に行ってなかったんですが、そろそろ出てるかなと思ったらやっぱり出てましたね。
確か高2か高3の頃に1年ぐらい新刊が出なかった時があってその時は非常に寂しかったのでポンポン新刊が出る今のこの状態は嬉しいといえば嬉しいのですが、10冊ぐらい読んでも話があまり進んでいないっていうw
ここまで積み重ねてきて、読んでる僕も感無量な気持ちはあるのですが、それにしても登場人物が再会したりする度昔話しすぎです。
今まで名前は幾度と無く出てきても実態がいまいちわかんなかったミロク教がクローズアップされたことと何やら今後の展開に大きく絡んできそうな動きがあったのと、ヨナの意外な一面が見れたのが動きらしい動きですが、こういう如何様にも話が転がっていけるすでにかっこたる一つの世界を持っているグインの世界が大好きではあるんですが、新たな展開よりも、なんでもいから一回は収束させてくれよという気持ちの方がでかいです。
いや、ほんとにいまだに好きだし楽しみでもあるんだけど、完結しないのは辛いよなあ。。。
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