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今まで読んできた本の紹介
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表紙のイラストと帯の文句を見た時は、「おいおいこれでついてく人いるのかよ」と、ちょっとうんざりしたものの、内容は面白くてここ最近の巻では一番早く読めた。
グインが結構乗り乗りで豹頭王を演じているところなどかなり笑えました。
う~ん、やはりグインの世界は大好きなんだけど、いくつも新たなエピソードを追加していくよりは、一刻も早く物語りに一応の決着をつけてほしいというのが正直な気持ち。
あと、スイランの図々しさにはちょっとイライラしました。
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数理情報工学の権威・久珠場俊隆博士が、莫大な遺産をのこして客死した。遺言状開示から日を置かず、久珠場家を次々と惨劇が襲い…。弁護士・森江春策の推理が冴える、待望の書き下ろし本格推理長編。




わりと期待して読みはじめましたが、う~ん、いまいち面白くなかったです。。。
あとがきで書かれているような『読みだしたらやめられない』感はあまりなく、どちらかというと読むのが苦痛でした。
芦辺さんの作品はどれも趣向が凝らされていて、今まで読んだものはどれも好きで、今度はアラビアンナイトの世界がどう作品に活かされているのかと期待も大きかっただけに残念でした。
ただ、アラビアンナイトには興味が持てました(^_^;

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オカルトスポット探検サークルの学生6人は、10年前、作曲家でヴァイオリニストの加賀螢司が演奏家6人を殺したファイアフライ館に肝試しに来た。嵐の山荘で、第1の殺人が…。飛翔する麻耶ミステリの神髄。



記述者が誰なのかわからなくて、最初の方を何度も読み返した。
なんとなく諫早なのかと思ってたら「諫早は~」とか他人のような記述が出てくるじゃないですか。
なんだか誰かわからないままなのが気持ち悪かったんですが、「これはきっと登場人物表に書かれていない人物が記述者だったということがラストでわかってビックリするという類のトリックなんだ」ということにして読み進める。
俺は推理小説を読む時、あれこれ深く考えないでサッと読み(スピードは遅いけど)、素直にラストで騙されたいという読み方をするので、そうしました。
しかし更に深いトリックが仕掛けられているのには驚いたなあ。
けっこう単純な嵐の山荘ものの王道かと思っていたので、ラスト近くの怒涛の展開には驚きの連続でした。
正直途中は退屈に感じましたが、ラストまで読んで評価が変わりました。

蛇足ですが、買おうかどうしようか迷っていたこの作品を買うことにしたきっかけは、登場人物表にずらりと並んだ長崎県と石川県の地名でした。
作品とはなんの関係もありませんが(笑)

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国立N大学工学部助教授の水柿君が、なんとミステリィ作家に。なんとなく書いた小説が本になり、その上売れた。すっかり小説家らしくなった水柿君だったが…。出版業界の情報も作家になる方法も満載の1冊。



重いものが続いたので軽く読めるものをと思い購入。
買う前に1ページめを軽く読んだら、なんかね、文体というかギャグというかがちょっとあわないかもと思ったんだけど、その書店では他に読みたいものが見つからなかったし、前作も読んでいたので結局買うことに。
なんだか馴染めない気がした文体にもギャグにもなんとなく慣れて、それなりに楽しめた。
作家の日常とか作家になるまでの過程とか、そんな文を読むのは好きなので、その辺もまあ面白かったんですが、でも普通そういうのってエッセイでやるよね。
果たしてこれは何を意図した小説なのか。
面白く読みながらもこれを読んでる自分の意義などを考え続けてしまった。




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面白かったです。
語り手のあまりの不幸さに途中前半では止まることも何度かありましたが後半300ページほどは一気に読みました。
白夜行と似た『ある男の半生とその時代』的描写、自分より微妙に上の世代だと思いますが、それを読んでいるだけで面白かったです。
語り手ほどではないとしても(そう思いたい 笑)不器用な生き方をしている自分としては、倉持のような生き様がちょっとかっこよくも見えたり。

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ハードカバーで見かけた当時は、外国が舞台ということと、登場人物が外国人ばかりということから敬遠してた。
どうも地名やら人名やらがカタカナばかりというのは苦手なので。
でも、読んでみたら大丈夫でしたね(笑
御手洗ものは、たとえトリックやら真相やらが期待ハズレだったとしても、最初から最後まで面白く読めるので好きですね。
キャラ萌えとかではなくあくまでストーリーとか作品の雰囲気とかが。




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死後1年が経過した白骨死体。しかし、昨日、彼女は生きていた…。民話の郷・遠野。由緒ある旧家を舞台に渦巻く人間の欲、そして謎の殺人事件。作家・六波羅一輝が、難題に挑む。長篇書き下ろしミステリ。




いつもながらの妙な人物描写―遠野に詳しいはずの先生が新米編集者に色々教えられているところなど―が気になりはしたけど、最後まで面白く読めました。
鯨さんの長編では今のところ一番面白いかも。
たしか未読作品もありますが。。。



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なんとなくこの人の本には手が伸びにくい自分。
その理由として、どの本もタイトルがいまいちだからというのがある。
次に読む本を選ぶ際、タイトルで決めることも多い自分としてはこの人の本には魅力的に感じられる作品が少ないなあと。
でもこの作品のタイトルはかっこいいなあと前から思ってた。
いざ読みはじめると、なんかやたら読みづらい文章に感じられたのと、登場人物に全然魅力を感じられなかった。
前者の方は最後まで読んで「ああ、こういうことなら多少不自然に感じられた文体も仕方ないなあと思ったけど、キャラクターに関してはね。
確か以前もう1冊この人の本を読んだけどその作品のキャラクターにも全然魅力を感じなかったので、まあ自分にはあわないですかね。
でもミステリとしてはなかなか面白く読めましたよ。
本格ミステリ的謎がてんこもりで次から次へと出てきて、しかももったいぶらずにスピーディーに解決。
しかもおまけのトリックもなかなか素晴らしかった。

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読み始めた瞬間「こんなの外伝でやれよ」と思いました。
とりあえず『道中の単なる怪異』だけではなく、グインの元いた世界のことなどをうかがわせる話が出てきて多少ほっとはしましたが。
でも今さら単なる一個人としてのグインの英雄譚などはあまり読みたくはないので、早く世界全体を動かしてほしいところ。
なんだか100巻超えてからのグインは、本編のパロディみたいな感覚で読んでます。

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読み終わりました。
なぜ文庫版を読んだかといえば、年間読書量の冊数を稼ぐためだったりする(^^;
まあ面白くはあったんですけどねえ…そんなバカ売れするほどかねえというのが正直な感想です。
個人的にはもっとダ・ヴィンチの絵画に関する絵解きとか期待してたんですけどね。
どちらかというとサスペンス色が強く、日本の新本格を読んで感じるラストでの意外性みたいなものは得られず非常に残念。


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