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個人的読書記録 忍者ブログ
今まで読んできた本の紹介
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クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に。あれから10年以上が過ぎた今もなお、事件の犯人は捕まっていないというのだが…。



「暗黒館」からさほど待たされずに出た館シリーズの最新作。
それでも、発売されるのを知ってからは、まだかまだかと待ち遠しい毎日でした。
で、読んだ感想。
いくつかのブログのレビューを見たら、わりと不評なようですが、僕は面白く読めました。
まあ、欲をいえば、「十角館」や「時計館」、「黒猫館」を読んだ時のような衝撃や面白さはなかったのは残念ですが、ミステリーランドという企画の中の1冊という体裁、装丁やイラストの雰囲気などから、子供の頃読んだ怪人20面相シリーズと同じようにわくわくしながら読むことができました。
なんか館シリーズだから本格本格してなきゃ嫌だとかじゃなく、その館その館に適した物語の意匠をまとい、最後にびっくりさせてくれればいいかなあと自分は思います。
「暗黒館」も「びっくり館」も、そのびっくり感がいまいち弱くはありましたが。
「奇面館」も早く読みたいなあ。
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背中に鬣を持った福井・西暁の中学生、獅見朋成雄から立ち上がる神話的世界を、舞城王太郎が疾走感あふれる文体で描き切る。ゼロ年代デビュー、「ゼロの波の新人」の第一走者が放つ傑作。


面白く読みましたが、ぶっちゃけ飽きた感じはします。
いや、飽きてはいないか。
処女作を読んだ時ほどのインパクトを受けなくなったというか。
まあ、ほとんどの作品が福井弁の一人称ですからねえ。
それがこの人の味であり読む側としては安心感もあるんですがね。
なんか批判ぽくなってますが好きは好きです。
今回はモヒ寛が気に入りました。



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過酷な女子マラソンの世界。一人のランナーが挫折して命を絶った。それから七年、死んだ彼女のためにしてやれることは、もうこれしかない…。「葉桜の季節に君を想うということ」の著者が贈る最新書き下ろし長編。



発売時から気になっていましたが、結局こんな時間経ってから読むことに。
しばらくかなり読書量減ってましたからね。
で、感想。
この人の本はいつもビックリさせてくれるので、楽しみにしてたんですが…
なんかね、すごく面白く読めたんですが、最後にビックリできなかったんですよね。
メイントリックを明かされても「はあ、そうですか」って感じでした。
全体としては面白かったんですけどね~

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天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか。
これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。



面白かったです。
東野さんの作品は、物語の面白さもさることながら、文体も読みやすいのでいいですよね。
面白かったし、ラストでは泣きそうにもなったんですが、どうもね、『秘密』を読んだときもそうだったんだけど、真性Mの自分としては、「これは男が悲しすぎやしないかい?」と思うわけですよ。
まあ、今回のは靖子が最後に○○してくれてほんとに良かったかなと。
でなけりゃ救われません。
あと、最初に石神がからんでこなければ、ややこしいことにならずに済んだのになとちょっと思った。
まあそんなこといっては物語なんて生まれないわけですが(^^;


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このところめっきり書店に行く機会が減っていたので、この作品が出ていたのを知りませんでした。
ネットで偶然見つけた時には、早く読みたいという気持ちとともに、つい笑ってしまいました。
タイトルのなみだ『特捜班』ってなんだよと(^^)
この作品は1作目を読んだ時ほどの衝撃は受けなかったものの、楽しく読めました。
毎回構成はまったく同じながら、飽きずに読める筆力はすごいなあと思いました。
何より、自分、波田煌子ちゃんが、けっこう好きなんです(笑)
鯨さんの短編の大ファンの自分ですが、けっこうな割合ですごく意地悪なキャラが出てくるのが、ちょっと嫌といえば嫌。

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ショート・ショートは、正直意味わかんなかったです。
いや、別に文学としてこういうのはありとは思うんだけど、こちらとしてはミステリ、いや、ミステリィを求めて読んでいるわけなので、こういったものを読まされると、なんだかもやもやした気分になる。
ショート・ショートというと、どうしたって星新一さんの傑作郡を思い浮かべてしまいますしね。
シリーズ作品である最初と最後の話は好きですね。
色々なシリーズのキャラクターが微妙に絡み合う感じは大好きなのですが、いまいちキャラクターを覚えきれていないので、楽しみ半減。
記憶能力が人より劣っているのがうらめしい(^^;
あと『X・J』がいまだに誰かわからない(^^;

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最初、この作品にはあまり期待していなかったんですよ。
タイトルにもそそられないし、帯を見てもいまいち内容わからない。
西澤作品のひとつの特徴である、人間のダークな一面(主に性癖?)を書いただけの、ミステリ色の低い作品かなあと思って。
が、最初の章からわりと引き込まれましたね。
脚フェチじいさんの描写が面白かったし、この作品みたいな、多重構造というか、いくつかのエピソードがだんだん絡み合い、収束していくような話がとても好きなんですよね。
ラストはいまいちだった感がないでもないですが、本好きなわりに集中力の持続しない自分としては、次が気になって仕方なく、ぐいぐい読まされました。
ちなみに自分は何フェチかというと、脚フェチ、くわしく言うなら太ももフェチ。あと、唇フェチ、くわしく言うなら舌フェチです(^^;

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105巻を読んで以降、ちょっと「もうこれ以上続くのは否定派」だったわけですが、この巻を読んでいるうちに考えが変わった。
やはりこれだけの世界を創りあげるのはすごいことだよなあと。
僕は15歳の時――今からおよそ20年前(^_^;から読んでいるんですが、多くの人がそうであるように、グインの世界ってのは、自分にとって、もうひとつの現実なんですよね。
ここの世界、ここで暮らす人たちと、お別れしてしまうのはやはり寂しいなと。
もう、どこまでもついていく覚悟を決めましたよ(笑
でも、後伝や、登場人物の第二世代の話なんかはいくらやってもいいけど、本伝は、きりのいいところで早めに決着つけてほしいという気持ちに変わりはありません。
話を広げるだけ広げて、あれもありこれもありではさすがに辛すぎます。
グイン以外では、本格ミステリを好むだけあって、気持ちよく収束していく話が好きなんですな。
あと、スーティーのことは作者ほどではないにしても、好きなことは好きなんですが、あのしゃべりかたはなんとかしてほしいと思った。
子供の描写としては正しいのかもしれないけど、『すーたん』ってのはなんかグインの世界観にはあわないような気が…
まああくまで個人的意見ですが。
アストリアスの話でしばらく引っ張られるかと思ったけど、案外すんなり終わってくれたのも良し。

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奇想、また奇想の作家さんですよね。
よくもこれだけ色々なことを考えるなあと関心してしまいます。
この作品には、ポー、ドイル、アガサなど、ミステリ黄金期の巨匠たちが大学生として登場します。
ん?『十角館』か??と思いましたが、あちらが巨匠たちの名前をニックネームとして使用したミステリ研のメンバーたちだったのに対して、こちらはなんと本物(!)として書かれています(^_^;
ただしパラレルワールドという設定ですが…
内容はメタミステリというかなんというか、真面目なミステリを期待している人には怒られそうな感じですが、自分はまあまあ楽しめましたかね。
重い内容のものばかり読んでいては疲れますし、こんなのもたまには良いです。
あと、表紙のイラストも気に入りました。
パラパラ漫画は、もうちょっと面白いものだったらなあと思いましたが。
って望みすぎ??

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読了しました。
実を言うとこのシリーズ、最初はあんまり好きではなかったのですよ。
作品内容というよりキャラクターが。
まあ主にタタルさんが(笑
なんとなく森ミステリィの某助教授(教授だったかな?)にかぶる気がしたし、薀蓄語るなら京極堂の方がわかり易く語ってくれるよなとか思って。
しかしシリーズを重ねるごとにその辺は慣れました。
コンスタントに新作を出してくれるのもまたいいし。
歴史にはまったく詳しくない俺なので、正直ものによってはほとんどちんぷんかんぷんなんですが、不思議と読まされます。
今回は怪しげなライバルらしきキャラが登場すると裏表紙に書いてあったので、キャラ先行の方向に行くのか更にマニアックな内容になるかと心配してましたが、そのようなこともなく、思った以上にこのキャラの登場は、良い展開なのではと思えた。
キャラの風貌や性格はこのうえなく怪しげですが(笑
しかしこのシリーズ、内容からいって、男ばっかだと相当とっかかりの悪いものになると予想されるので、女性キャラがいるのはいいことだと思うんだけど、いい加減無理矢理恋愛をからめるのはやめた方が良いのではと思いました(^_^;


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