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今まで読んできた本の紹介
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河童が住むといわれる川で、手首を切り落とされた遺体が発見され、さらに片腕を切り落とされた別の遺体が川に浮かぶ。同じ頃、相馬野馬追祭に来ていた棚旗奈々一行は…。「QED」シリーズ最新作。




まあ面白かったですね。
すっかり安心して読めるシリーズのひとつになりました。
しかしいい加減恋愛を無理にからめようとするのやめましょうよ。
毎回書きますが(笑
あといまいち役割のわからないキャラ増えすぎ(笑
次回は九州とのことで、九州好きの俺はとっても楽しみ。
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インターネット上で殺人推理ゲームの出題をしあっている、奇妙なニックネームをもつ5人。そして、ここで語られる殺人は全て、出題者の手によって現実に発生していた…。小説の愉しみと企みに充ち満ちた問題作。





面白かったです。
好き嫌いの別れる『問題作』だと思いますが、僕は好きですね。
こういうの。
この手のトリックでこの手の設定で、この手の人たちが登場する物語だと、もっといびつになってもよさそうなのに、読みやすくて面白かった。
結末はちとアレだったけど、大満足でした。

ネットでできる友達の輪
探偵ゲームチャットの仲間もできるかな(^^;

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地上12mの松の枝に首吊り死体が。遺されていたのは「ηなのに夢のよう」と書かれたメッセージ。不可思議な場所での「η」の首吊り自殺が相次ぐ中、西之園萌絵は、10年前の飛行機事故の原因を知らされる…。





う~むなんだかね。
ミステリかと思ったらミステリではないし、これ1冊だけ読んだのではちんぷんかんぷんな内容だし。

まあまだまだ付き合い続けますけどね(^^;

しかし女の子のしゃべる名古屋弁て、直接聞いたらけっこう可愛いもんなんだけど、活字で見ると、まったく魅力的ではないね。
といいつつ、森作品は名古屋弁に触れられる貴重な作品だなと思っている愛知出身の俺なのでした。

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武蔵野の面影残る街で起きた事件を、実験小説家・浅暮三文が「びっくりさせたれ」精神で描く本格ミステリー。登場人物も事件も異なる短編が1冊にまとまる意外な驚きが。仕掛け満載の短編集。





裏表紙の宣伝文につられて買いましたが、正直ちょっと期待ハズレだったかなぁ…

西澤保彦の『解体諸因』や『完全無欠の名探偵』を読んだ時の衝撃を感じさせてくれる作品にはもう出会えないのかなぁ…

でもこれ、最初から単行本の形で発表されたわけじゃなく、雑誌に掲載された各短編を後からつなげたものなんですね。
各短編が書かれた当初からどの程度まで書かれていたかは不明ですが、これはちょっとすごいですね。
ただ、最後の短編『5つのR』で、舞台がガラッと変わるので、ここですごい驚きがあったら良かったかもと思った。

なんとなく別々に作られた曲をアルバムにする際、DJミックスのようにつなげる電気グルーヴ(石野卓球)のようだなあと思った。

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どうにもいまいち内容が頭に入ってこなかった。
大きなお屋敷にいわくありげな一族が集まって…というシチュエーションは、確かに懐かしい古典ミステリの世界で嬉しかったりもするんだけど、どうにもね、一族の関係とか名前とか把握するのに骨が折れるようになりました。

でもまあ、面白く読めましたよ。

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ルイス・キャロルの作品にちなんだ不可解な城に探偵たちが集められた。ある者は密室状況下、巨大な鏡の上で溶かされた死体となり、ある者は合わせ鏡の部屋で殺され、犯人は目撃者の眼前で消失する…。




チェス繋がりで…。
う~ん、面白かった……のかなあ…
探偵ばかりが集められるとか変な名前や変なしゃべり方のキャラとか、なんかミスオタの同人誌っぽい。

ちょっとまともな清涼飲料水といった感じか。


今月はいいペースで本が読めました。

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自宅に殺人犯が籠城、妻が人質に。末永純一は犯人と、警察の目を盗んである密約をとりつける。盤上の敵との争いは緊迫のうちに進み、取引は震驚の終盤を迎えた…。極上の北村魔術。




冒頭で北村さんが、『ミステリのあるタイプ』と書いているので、ひょっとして俺も好きなあれか?と期待して読みはじめたら、案の定それだったので嬉しかった。
しかも全然予想してなかった真相だったので更に嬉しかった。

あと、残酷な内容が書かれているようなことも書いてあって、けっこうそういうのが苦手な俺は覚悟して読みはじめましたが、語り口がいつものあたたかい”北村節”だったので、それほど傷つくこともせず読むことができました。
冒頭の花屋さんが襲われるシーンは、今まで読んだ北村作品からは想像できないようなものだったので、かなり驚きましたが…

むしろ自分は、ラブストーリー
として読めましたね。
なんとなく『ターン』と似てる印象を受けました。

タイトルから、ライトとエルみたいな犯人と主人公の心理戦とか緻密なかけひきとかを想像してたので、それがちと残念だったといえば残念でしたがそうとう楽しんで読めました。


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いやあ、バカバカしくて面白かったです。
やはり鯨さんは長編より短編集だなあ。

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「チョーモンイン」シリーズ最新作。連続する念動力による不法侵入と引っ越しの奇妙な関係、血飛沫の記憶と母の幻影に悩む女性、男の手料理が招く連続怪死など、5つの超常事件を緻密な論理で解き明かす。





西澤さんの作品は、タックシリーズもそうだけど、シリーズものなのに毎回語り手が変わったり一人称だったり三人称だったり、その都度主要人物が変わったりで毎回すごく工夫があるので、読むのが楽しみです。

このシリーズは嗣子ちゃん以外のキャラがどうも好きになれなくてあまり好きではなかったのだけど、最近はめっきり少なくなったSFミステリものを読めるのはもはやこのシリーズだけといってもいい感じなので、貴重な存在。

今回は嫌いな他キャラクターがあまり出てこなかったせいか、いつもより楽しめました。

しかしこのような短編集が読めるのは嬉しいのですが、シリーズ通しての大きな話の流れはいつ進展するのかな(^_^;

そろそろタックシリーズが恋しい
…かな。。。

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満開の桜の下、二日酔いの小夜子が出逢ったのは、謎の美青年と見知らぬ肩掛け鞄…。人生の再生を描く、ちょっとミステリアスで、あたたかくて、ユーモラスで、思わず涙する、著者渾身の書き下ろし小説。




待ちに待った西澤さんの新作。が、しかし、純粋なミステリではないんですね(^^;
一応カテゴリはミステリに分類しましたが、う~ん。
文体はかなり違うけど、なんとなく赤川次郎とか北村薫作品みたいな印象を受けました。
『人生の再生』ということですが、小夜子より若干若く、性別も違うとはいえ、27歳ぐらいから「もう俺も若くないなあ」「この先なんかいいことあるのかなあ」と、『老いゆくということ』が最大のテーマみたいになってる自分にとって、なんだか痛い小説でした。

『黄金色の祈り』とはまた別種の痛さを感じたなあ(^^;

そろそろチョーモンインシリーズの新作が出てるんだったかな??


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